出会ったことのない自分に出会い、高められる環境がある

現役時代は分からなかった、卒業してみて思う総合学術の良さは？
勉強、部活動、生徒会活動、フィールドワーク、ディベート、ボランティア活動など、一つの分野に留まらず、様々なフィールドで様々な人に出会い、挑戦できる環境が総合学術系統にはあり、その学びの幅の広さを知りました。 様々な分野を探究する中で、出会ったことのない自分に出会い、高められる環境がある。これこそが総合学術系統の良さなのだと思います。

進路実現のためにした努力は？
学校推薦型選抜入試のための面接練習、小論文対策に励み、同時進行で大学入学共通テストの勉強をしていました。１日の勉強スケジュールを決めつつ隙間時間を有効活用して学習に励み、昨日より１分でも長く勉強するという気持ちで日々取り組みました。毎日勉強していても結果に繋がらず、やる気が出ない日には、志望校のパンフレットを見て「絶対ここに行く」と自分に言い聞かせ、モチベーションを上げました。

高校生の自分に声をかけるとしたら、何と声をかける？
色々なことに挑戦し、努力できる環境があることは当たり前ではなく、感謝しなければならないということを当時の自分に言いたいです。
授業時間外での進路相談、面接練習、小論文対策。質の高いご指導には感謝してもしきれません。先生方のご指導があったからこそ受験勉強ができたと思っています。
また、クラスの仲間とも色々な活動に取り組んだり、お互い入試当日まで応援し合ったり、そんな暖かい人たちに出会えたことはかけがえのない宝物です。今思えば、これら当時の当たり前は、皆さんがいたからこそ成り立っていたものでした。