学校長挨拶
松本第一高等学校のホームページを訪問してくださりありがとうございます。
本校は、松本市街の東北、日本書紀に「束間の湯」と記されている浅間温泉の入り口、幼稚園から大学までの学校や多くの運動施設、文化施設が集まる文教地区に位置しています。
今から約60年前,太平洋戦争に際して一貫して反対の論陣を張った自由人であり、戦後は日本国憲法制定に関わった政治家である、安曇野市出身の植原悦二郎によってこの地に創設された「信濃高等外語学院」が本校のはじまりです。以来、彼の唱えた「世界に通用する国際人の育成」を目指すとともに、「自分は真面目、人に親切」を学校目標に掲げて教育活動を進め、1万余名の有為の卒業生を世に送り出してきました。
本校には普通科と食物科があります。食物科は長野県下唯一国家資格である調理師免許を卒業時に取得できる学科です。また、普通科も一人ひとりの個性や進路に応じるために4コース3系統の教育課程を設定しています。
全校生徒約600名の中規模の学校ですが、それぞれの分野に真摯に取り組む仲間の姿にはきっと大きく触発されるでしょう。あなたの打ち込む姿も誰かの励みになるかもしれません。また、部活動や生徒会活動でも一途な友の姿を目にするでしょう。運動部は強化5種目の他にも熱心に練習に取り組む部があります。文化部もさかんです。本校ならではのユニークな部活もあります。生徒会も文化祭である香椿(さんちん)祭に向けて力を合わせて取り組んでいます。
本校に集う生徒は一人ひとりユニークです。しかし、とても落ち着いた学校でもあります。なぜなら、一人ひとりが学校目標である「自分は真面目、人に親切」を実践しているからです。あいさつを交し合い、一緒に掃除をし、お互いに身だしなみを整えてみんなが気持ちよく活動に取り組める環境を作り上げる、そして、その中で自らを磨き、自分の進む道を切り開いていく、これが「自分は真面目、人に親切」の具体的実践です。
さて、このホームページにも様々な情報を上げてありますが、よくわからないことは遠慮なく電話やメールで直接お問い合わせください。
地域に愛される高校として、これからも歩みを進めてまいります。
松本第一高等学校
校長 塩野 英雄
校風
真面目な生徒が集う、真面目な学校
「生徒の目が輝いていますね」「生徒の挨拶がいいですね」「生徒がしっかりとしていますね」「校風が実にいいですね」。
松本第一高校に足を踏み入れる方々はそのような感想を口にします。松本第一高校ではきちんとした生活指導を行っております。この「きちんとした環境」の中で、生徒は勉強に、部活動に励み、この「きちんとした環境の中だからこそ育つ能力」があります。たとえば、部活動。近年では、高校総体優勝、国体優勝、高校全日本代表者などを輩出し、勉強の面でも国公立大では京都大学、私立大では慶應義塾大学や国際基督教大学などへの合格者を出しています。2014年ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝した二山治雄君も、2023年WBCで世界一になった牧秀悟君も本校の「落ち着いた校風」の中で成長した生徒でした。
一言で表現すれば「真面目な生徒が集う、真面目な学校」です。