普通科 学術探究コース美術工芸系統

学科・コース紹介

Create your World - 君自身の世界を創造せよ -

「好きな美術工芸」を深め、「AIに勝る分野」に挑戦する

「知の芸術」を学ための系統で美術と工芸を通して生徒一人ひとりの成長を図り総合的な人間形成を目指します。

社会で求められる創造力と表現力を育む

学びのポイントは、総合学術系統 + 美術工芸実習 = HyBrid Curriculumn

課題を通して美術(アート)工芸(クラフト)表現の基礎を習得し表現者としての技術を磨くと共に各自の求める方向性を次第に明確にしていきます。社会と繋がる学びを通して、これからの時代に魅力的な可能性を持った人材を育成していきます。

  • アート分野

    主に平面系(絵画・グラフィックデザイン・ファッション画・イラストなど)、美術系大学受験、進学を念頭にカリキュラムを組みます。現代の社会と美術の関わり(キャリア教育)を見据え、基礎となるデッサン力を重点的に身に付け、多様な発想力、発想を具体化する力を育みます。新しい表現や、将来の制作活動に向けた作品研究なども行います。

  • クラフト分野

    クラフト素材(金属・土・布など)は、みな独自の美しさをもち、人間の手と技術によって圧倒的な存在感をもつ“モノ”へと展開することができます。クラフト系ではこうした“モノをつくる”という人間にとってきわめて本能的な創作活動を通じ、自由な発想力、デザイン力を身につけるとともに、生活空間アーティスト・インテリアデザイナー・造形作家・工芸家など様々なアート・クラフト系の職業の基礎となる高い技術力や表現力を磨いていきます。

探究授業

「スクールガイドの表紙を、黒板アートで描く。」

探究授業に何か良い課題はないかと考えていたとき、スクールガイドの表紙を描くという案が浮上した。スクールガイドといえば学校を表す顔とも言える。大きなプレッシャーだ。第一高校を表すために何を描いたらよいのか、「多様・多彩」「それぞれの得意を武器に!」「一人一人が輝く場であるように。」といったキーワードやアイディアが出された。生徒一人一人を魚に見立て群れを成して泳いでいく姿が目に留まった。向上心を感じる。黄河の急流を登りきった鯉は龍となる言い伝え「登竜門」を共通のイメージとして皆で挑戦した。今まで鯉を描いたことはない。苦戦した。しかしあきらめることなくやりきった。拙さは残るものの、一人一人がそれぞれの場所で挑戦を続けやがて輝いて欲しいという願いのこもった作品となったのではないだろうか。

主な美術系大学合格実績

  • 東京藝術大学工芸(1)
  • 山梨大学 教育学部美術(1)
  • 信州大学 教育学部美術(3)
  • 富山大学芸術文化学部(1)
  • 愛知県立芸術大学油画(1)/ 陶磁(1)
  • 金沢美術工芸大学工芸(1)
  • 沖縄県立芸術大学工芸(1)
  • 長岡造形大学建築・環境(1) / 視覚デザイン(3)
  • 秋田公立美術大学美術(1)
  • 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン(1)/ 映像写真(1)/ デザイン情報(4)/ 空間演出デザイン(1)/ 油絵(2)/ 工芸工業デザイン(1)/ 芸術文化(1)/ 基礎デザイン(2)
  • 桑沢デザイン研究所(6)
  • 多摩美術大学工芸(1)/ 油絵(2)/ 統合デザイン(2)/ 芸術学(1) / 劇場デザイン(1)
  • 日本大学 芸術学部デザイン(1)/ 油絵(1)
  • 同志社大学神学(1)
  • 東京造形大学テキスタイルデザイン(2)/ 油絵(1)/ メディアデザイン(1)/ グラフィック(1)/ 彫刻(2)
  • 女子美術大学日本画(1)/ デザイン(5)/ 工芸(3)/ 教育(1)/ アートデザイン表現(3)/ デザイン工芸(1)

教育課程表

作品展

OB・OG MESSAGE

普通科 学術探究コース 美術工芸系統卒業生のみなさんからのメッセージです。

TOPICS

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【ディプロマ・ポリシー】diploma policy ~卒業までに身につける資質・能力~

各教科の課題、制作の目的目標を理解し、美術工芸コースで学ぶことが「学術」であると自覚的になること

  1. ものごとを深く洞察し、可能性を探ることに感動や好奇心を持って取り組める力を育みます。
  2. 素材、用具の基礎知識を身につけ、課題、制作において計画力、実施力、反省力を身につけます。
  3. 「ものを見る」基本的な能力を身につけ、表現力、技術力を伸ばします。
  4. 自分が専攻、制作している分野の基本的な歴史、制作プロセスを理解できるようにします。

【カリキュラム・ポリシー】curriculum policy ~学習課程・学習方法・学習内容~

美術・工芸各分野の基礎、デッサン力、造形力を繰り返し徹底して訓練し、修得

  1. 中学生までの漠然とした美術の世界に対する受け止めや意欲を、各分野を具体的に体験することにより自分の適性、興味の方向性を見極め、専攻選択をしていきます。
  2. 表現、創造活動の一歩を踏み出すため作品の制作に取り組み、主体性を持って様々な課題に対して考えを深めていきます。
  3. 技術力・表現力の向上のために、社会との繋がりを考えながら、自分の作品について自分の言葉でプレゼンテーションできるなど、他者に伝えるプロセスも重視します。
  4. 週2日の7限授業(2・3年)と、月2回の土曜日授業を行い、実技の強化を図ります。
    ※強化指定5競技以外の部活動に入部できます。

【アドミッション・ポリシー】admission policy ~求めている人材~

美術工芸を学問と捉え、高い興味、意欲を持ち、芸術に対して広い視野を持つ人

  1. 自由な発想を持ち、想像力、表現力、審美眼を備えた人
  2. 自ら、美術を通して新たな分野を切り拓く意力があり、社会に出て活躍を期待できる人
  3. 主体性、自主性を持って課題、制作に取り組め、社会との繋がりを認識し、テーマを広げ、深める能力を身につけたい人