今回は学術探究コースの総合学術系統2年生が週に2時間受けている「礼法」という授業を紹介しますね。この授業は「茶道」を習得して「礼法」を身に着けることを目的にしています。今回も写真をふんだんに使いながら紹介していきます。
1 本校のとある教室。「礼法室」との掲示が。
気になります。教室の入り口を見てみましょう。
2 お、なんと格子戸があるではないですか。
格子戸をあけて、さらに中に入ってみましょう。
3 畳の部屋に生徒が正座をしております。
さらに、中に入ってみましょう。
4 なんて広い和室。数えてみたら28畳もあります。
生徒たちが何かしていますね。何をしているのでしょうか。
5 一人ひとりの生徒の前には何かが置かれています。
その道具は何なのでしょうか。
6 茶道に使う道具のセットでした。
左から「茶器(抹茶の入っている器)」、その上に載っている細長い竹の棒は「茶杓(抹茶を茶器からすくって茶碗に入れるための道具」、中央は「茶筅(お湯に入れた抹茶を混ぜるブラシ状の竹)」、そして一番左側は「抹茶茶碗」でした。
7 お辞儀から始めます。
8 「ふくさ(点前の中で道具を清めたり、釜の蓋をとるときに使う布)」を正しく折り、
9 「ふくさ」で茶器を清め、
10 抹茶茶碗も清め、
さて、お抹茶を入れると思いきや、今日はここまで。
まだまだ6月。茶道の所作は簡単に身につくものではありません。今はその所作を身につけている段階なのです。
生徒たちが自分で立てたお抹茶を頂けるのは、まだまだ先なのですね。実に奥が深い。